セサミンの効果一覧
セサミンとは、 ゴマにわずか1%ほど含まれる希少成分です。古くは肝臓の保護、アルコール代謝調整(分解促進)、コレステロールの低下 などの効果が取り上げられることが多かったものの、 セサミンがヒトの健康に良い効果をもたらすことから、 他の分野でも様々な研究が行われました。
その結果、セサミンは 長寿、アルツハイマー予防、がん予防などにも効果があることが分かってきました。
ここでは、これらセサミンの効果・効能について、紹介しています。
おのおのの詳細については、各リンク先をご参照下さい。
セサミンの効果一覧
セサミンの効果一覧
■肝臓
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肝臓
セサミンの肝臓に対する効果は非常に多く、 セサミンは肝臓を健康にする栄養素として、広く知られるようになりました。このセサミンの肝臓に対する効果は、 肝臓における脂肪酸合成の低下をはじめ、 アルコールや酸化によって損傷した(する)肝臓の保護、 肝毒性を有する物質からの保護、 アルコール代謝の促進など、 様々な効果が認められています。
アンチエイジング
セサミンが寿命の増加に繋がる可能性が指摘されています。セサミンと寿命の増加の関係については、 いまだ動物実験の域を出ないものの、 虫を使った実験では、寿命の増加が複数確認されています。
一方、 より人間に近いマウスを使った実験では、 残念ながらセサミンの寿命増加効果に関して、 疑わしいという可能性も指摘されています。
酸化防止
セサミンには、体内の酸化を防止する効果、 他の栄養素(DHA、ビタミンEなど)の酸化を防止する効果、 肝臓や膵臓を酸化による損傷から守る効果など、 様々な酸化防止効果が確認されています。脳・神経変性疾患
セサミンが脳の保護に効果がある研究が多く発表されています。これらセサミンの脳に対する効果は アルツハイマーやパーキンソン病などから脳を保護する効果のほか、 脳神経の細胞死を防ぐ効果、 やる気(ドーパミン)の増加、 脳梗塞を防ぐ効果などです。
コレステロール
セサミンが総コレステロール、 LDL(悪玉)コレステロールの低下に効果があります。また、セサミンによってコレステロールが低下することより、 動脈硬化をはじめ、 心血管系疾患にも効果があると考えられています。
血圧
セサミンに血圧を下げる効果があります。このセサミンの血圧を下げる効果は、 血管のしなやかさを維持し、血流を良くする一酸化窒素を維持することによるものと、 抗酸化作用によるものです。
また、血圧を下げることにより、 脳卒中や血管肥大など多くの心血管系疾患の予防にもつながります。
その他
セサミンはその他、骨の形成(骨粗しょう症の予防)、がん予防、肌の保護などにも効果があります。セサミンは、 骨の健康を促進する潜在的な栄養補助食品であるほか、 紫外線(UVB)から肌を守る効果や、 最近は、セサミンとがん予防に関わる研究が盛んで、 肝臓、肺、大腸など様々ながんの予防に効果があるとされています。